久しぶりの札幌市役所カレー

仕事が辛い話

ついこの間チームリーダーになった話をした。

で、最近リードをダーしてるのだけど辛い。打ち合わせ多い。前リーダーはこの管理業務をしながら、自分の仕事を抱えていたと思うと尊い。前は毎日仕事をしたすぎて小走りで出社していたのだけれど、足が重くなった。小学生の時、学級委員長を一度だけ勤めた時があった。その時も、なんかよくわからない中こなしていたが、俺がいる意味はあるのかと頻繁に自答していた。長ってなんだよと。学級委員長の意義とは? みたいなことを考えすぎてアレした。俺はただ単に列の先頭に立っているだけである。前ならえの号令をかけていただけである。起立、礼、気をつけを言っていただけである。この役目はなんだ? と言うようなことを今も感じている。

そうするとイケイケマネージメントクソ野郎が「チームの生産性を最大化するのがマネージャーの本質。それ以上でもそれ以下でもない」みたいなことをメガネくいくい、MacBookパカパカやってくるのだけれども、俺はマネージャーではないし、お前の指をMacBookで挟んでその上にのしかかり徐々に徐々に指を潰したい。机上の空論はいくらでも述べられる。いけてるスタートアップ、CEOのスライドシェア、ジョブズの伝記、OKR、全ての空論をお前は知っていると言うだけだ。そして俺もこの空論を知っているだけだ。何かあった際、何かのツイートを引用してきて、だから〇〇はダメだと言うことは簡単にできる。それではそのクソツイッタラーが、そのダメの渦中、ダメとクソの糞尿の中にぶち込まれた時、果たしてそのクソツイッタラーは状況を打開できるかどうか。私は安全地帯からやいのやいの言っていただけに過ぎない。やいのやいの言った結果、こちら側の地獄に引き込まれた。ナラバオマエノチカラ、タメシテミヨウと、閻魔みたいのがのしのしやって来た。IT閻魔。引っ掴まれて血の池に放り込まれた僕は池の周りで進捗がどうの、フィージビリティがどうのみたいなことをニヤニヤ論じる群衆に向かって溺れながら、「お、オンシュケですぅ!」などと返事をする。ここは地獄。はっと見るとチームメンバーが心配そうに池の外でこちらを見つめている。血と罵声を浴び過ぎて鬼と化した僕は「オマエタチモオボレサセテヤロウカアアア!!」と奇声をあげ。血の池に全メンバーを引きずり込む。そこに「仕様!」「緊急対応!」「バグ報告!」などと鬼が金棒で我々を突っつき回す。今は不思議と苦しくない。なぜならチームの皆も血まみれだからだ。そうすると、遠くの雲の合間からツイッターやりながらメガネかけたVCっぽい男が、「なるほど、全員に当事者意識を持たせるんですね!」みたいなことを言って来たから殴って血をたらふく飲まセてそいつも鬼にシテやった。