[本日(11月12日)三本目の更新]
体がだるかったので、研究室を早退した。
いつもより大分空いた電車に乗って漫然と揺られる。ああー、鼻はずっとズクズク言ってるし、クシャミは頻繁に出るし、食欲はないわで、いよいよ風邪らしくなってきたものだな。とヌボーっと考えた。そういえば、さっきトイレに行ったとき、自分のチンコを見たら、めちゃめちゃに縮み上がってて、棒というよりは玉みたいになってた。パッと見、三つキンタマがあるみたい。チンコのサイズと体調は密接に関係する。体調が悪ければ、チンコも小さくなる。これは僕の持論だ。ついでに言えば性欲もなくなる傾向にある。「傾向」と、あくまで濁した言い方をしたのは、中学2年のときの判例から。インフルエンザだったにも関わらず、週刊宝石のヌードを見ながらオナニーした経験があるので、傾向とぼかした(ちなみに、その後僕は三日三晩タミフルもびっくりの勢いで生死をさまよった。精子だけに)。あれは、若さが病気に勝った唯一の例外だったと思う。……話がそれた、とにかく体調が悪くて早退したってこと。
そういえば小中高と、早退するときは嬉しかったものだ。らき☆すたの主人公、「こなた」も、熱が出たときは「イエス!」とか言ってガッツポーズしてたし、ちびまる子ちゃんの「まる子」も、熱が出たときは大っぴらに休めるからいいねえ、ひひひ。とか言ってた気がする。かなり気持ちが分かる。
誰のお咎めもなしに一日中寝てられるし、ちょっとセキをすればみんな優しくしてくれる感じ。あと、親たちがいない間に、こっそりプレステなんかをやるのも楽しかった。平日の昼の1時にやるプレステは、格別の味なんだよな。そうやってる内に、風邪が長引くのも、休みが増えたみたいで嬉しくて、そんなんだから生死の境をさまようんだろうと思う。今は反省してる。
で、今日。家に帰って体温を測ってみたら案の定熱があった。そのときに、思わず「ああー……研究が遅れる」と素直に感じたとき、「あ、俺。大人になってる」と思った。
そうだ。大人の病欠とは本来こういうことだよな。ドラえもんでも、パパが風邪ひいたとき、「会社が……会社が……」とフラフラになりながらも会社に行こうとするシーンがあった。大人ってーのは、やらねばならんという責任感でもって、体調不良をおしてでも何かをなそうとするんだよな。そういう感覚が、今の今まで僕には欠如していた。だから、極めて自然に自分の研究を優先しようとする気持ちと、体調不良を嘆く気持ちが出たことに、驚いたのである。休めてラッキーなどという僕はもういない。ちょっとは大人になったな、僕。
でも、唯一残念なのは、このように熱でフラフラだというのにブログを書いてる点だ(しかも、本日三本目)。大人はそんなことせず、まっすぐ病院行って、クスリのんですみやかに寝るもんだ。やっぱりまだ僕は子供? 大人? どうでもいいよ。で、すぐどうでもいいよとうっちゃっちゃうやつが、大抵子供だったりするんだよな。
「大人の病欠 [エッセイ]」への5件のフィードバック
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これからもっと寒くなります。下半身丸出しは、「なるべく」自重しましょう。せっかくのやる気が、白濁したまま夜空の彼方へ霧消してしまいます。僕も若い頃、ここ一番というときに性欲に敗北し、南沙織ちゃんと夢をご一緒したりして、3日間寝込んだこともありました。同類です。
そんなことより、Y平さんには、鼻血がでるほど小説を書いてほしいです! ぜひそれを読みたい。もちろん本屋で買いますよ。
はやくよくなってね!
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病気なのにブログ書いちゃうなんてブロガーすげぇえ(((゜д゜;)))
Y平の小説ってテーマどんな感じなんですか?
やっぱ下ネタ?←
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なかなか率直な意見でタメになりました!
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なぜかわかんないんですけど、この日記読むと落ち着きましたw
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おさむちゃん>
読めば読むほど自分で書いた小説って面白くないなあって思いますよね。でも、なんとかがんばってみます。
それにしても南沙織て……上だ上だとは思ってましたけど、
おさむちゃん僕の父ぐらいの歳なんすかね。恐縮です!
なちさん>
今回は下ネタじゃなくて、童話のパロディーっすよん。
KENさん>
率直っすか? むしろ子供というか……
ピーターさん>
だめ人間の日常を見ると、人は落ち着くものです。ああ、自分まだ大丈夫だ。って。