ちぃかわと6缶パック

7時10分起床。次女が目やに爆発していて、急遽妻が午前休み&眼科に連れて行くことに。次女、全然ガタガタ言わない。なんだったら幼稚園に行く気概すらあった。ほんと我が子らはイージモードだなあと思う。感謝しないといけない。

勉強会の発表をやった。ゲーム開発のコードを使って依存性逆転の原則について説明するやつ。好評だった。特に若手にひびいたようだった。プロダクトリードにも褒められた。説明するのは良い。説明すると舐めたことが言えなくなるので随分と勉強する。何かに精通したければその分野のブログを書けば良いと言われるが、本当だなと思う。

途中で次女が眼科の診察を終えて帰ってきた。細菌性の結膜炎だって。先々月、アデノウイルスで一家全員目が死んだので、細菌性で良かった。といいつつ、まだ確証がないので伝染るの気を付けてだって。いや、伝染るけど? 我々、これまでどれだけの病気をうつされてきたか。ただ、細菌性だった場合、市販の抗菌目薬でも効くらしい。このまえアデノのときに買った目薬がゴリゴリ残っているのでドプドプ点眼させていただいた。

次女と一緒に昼飯たべたべ、ちぃかわを見る。ちぃかわ、まじで世界観が怖い。かわいい見た目のほっこりした日常系と思いきや、普通にモンスターみたいなのが家に侵入してきて殺されかけたりする。毎朝市場みたいなところで労働が斡旋され、早いもの勝ちで札を勝ち取り、労働をして対価を得る感じも資本主義の競争社会、支配構造を示唆している。ちぃかわは運良く家をゲットできたが、はちわれは扉もない洞窟でむしろを引いてインスタントラーメンを食べつつ暮らしている。何を手に入れるにもお金。お金。労働。労働。ファンシーな絵柄に反して作者の世間への皮肉がヒシヒシと伝わってくる。見逃せない。

夕方、仕事が一段落したので、先日薬局で買っておいた本麒麟350ml*6缶パックを開けてグビグビとやった。どうせ呑むのだし、6缶パックがよかろうと思って買ったのだが、よくない。6缶あったら6缶呑む。無計画。退廃。易きに流れる。

でもまあ、勉強会できたし、いいでしょ? 何を気にしているの? 世間とか? 稼いで、子を育てて、勉強してたらもう150000点ぐらいじゃないかな。

「今こそルソーを読み直す」が届いたので読む。堕落したおじさんが読むルソーには悲哀がある。

「今こそ」なのである。

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