【今週までに新たに読んだ・観たリスト】
・バガボンド　３０巻
・ボクのまんが記
・サヨナライツカ
・風の谷のナウシカ　１～７巻
・神のちから
・コンサルタントの習慣術
・けいおん！
【これからリスト】
・ブギーポップ・バウンディング　ロスト・メビウス
・ビタミンF
【日記】
　起きたらYちゃんから着信。正確に言えばYちゃんからの着信→起きるという流れ。
　携帯の音で目覚めるといつもびっくりする。最近は携帯の目覚ましアラームを設定しても、アラームが鳴る前に起きる。だから携帯に起こされると、「やべ！　遅刻したか！」と冷や汗をかく。
　携帯にでる。この時点でようやく日曜だったことに気づきほっと一息。Yちゃんの言葉に耳を傾けるがいかんせん眠い。何やらムニャムニャもの申してたけど、何を話してたかはだいたい忘れた。要約すると「ドラゴンボール改がやるで起きろ」あたりか。時計を見ると、午前８時４６分。ナイスYちゃん。ある意味寝坊するとこだった。
　Yちゃんとしばらく話した後、ドラゴンボール改を観る。べジータ編だ。ご、悟空！　は、早く来てくれー！　ナッパにみんなが殺される。もう、なんでかな。いっつも悟空ってダンドリが悪いんだよね。幹事になっても平気で遅れてきそうなタイプ。もっとこう、計画的にいこうよ。こう、時間に対して厳しく生きていくっつーかさ。「界王さまの修行が、４日午後１３時に終わるから、帰りの新幹線はなんにっすっかな。ちょっとナビタイムナビタイム。それかハイパーダイヤ。あ、喫煙席あったっけかー」とかさー、とか思ったけど、そんな風に携帯カタカタやってる悟空を想像したらゲンナリしたのでやっぱり悟空はそのままでいい。そのままのアナタでいいんだよ（至高の笑みで）。どうでもいいけど、そのままのアナタでいいんだよ（スマイル）だなんて真面目に言う奴を僕は信じない。話が逸れた。
　話を戻すとどうせ遅れたところで、クリリンかピッコロが死ぬ程度のアレだからまあ、ね。そういえばドラゴンボールって、クリリンが「ご、悟空！　早く来てくれー！」って絶叫する場面が多い気がする。フリーザ編でも言ってた気がする。クリリンっていっつも待たされるのね。待たされてそうだものねプライベートとかでも。１８号がいつも遅れてムカつく、俺なめられてんじゃないかな……とかヤムチャあたりに相談してそ実は話が逸れっ放しなので戻す。
　日記だよ日記。とりあえずゴロゴロしたい気持ちを必死に抑えて、昼からはススキノに行く。誤解するな。道民にとってのススキノはあんたら凍狂都民の渋谷原宿みてえなもんだ。都会っ子はすぐにチンコ関係に話をもってきたがる（プンプン）。
　ススキノに行く途中で大通りで「よさこい」がやっていたので、ちらちら横目で見る。なんかみんなで踊って騒ごうぜ的な祭りらしい。道を封鎖し、テレビ中継までされていて、結構盛況そう。楽しそうだなー。でも意外と札幌の人はよさこいに行かないと聞いた。なるほどー。地元だから逆に興味ないって感覚あるよね。ぼくも別にういろうは食べないし、「えびふりゃー」とか「どえりゃあ」とか言わない。よく、名古屋から来たというと、「みゃーみゃー言うんでしょ？　味噌カツばっか食べるんでしょ？」とか半笑いで尋ねられるのだけど、そういうときは、「宮地佑紀生しかそんな言葉使わないし食べない」と答えることにしている。みやーちの名古屋弁は本当にイライラする。
　まずはゲーセン。まずはってあたりが廃人だけどまずゲーセン。ポップンミュージックをやりに、狸小路のタイトーステーションへ。中へ入ると浴衣のカップルがゴリゴリおった。たぶん、よさこい関係のものって一応祭りなので、浴衣女子とデートするには格好のスポットっていうか何でお前らここにいるの？　ほら、お前。そこの彼氏。お前の彼女の顔見てみ。「なんで私ゲーセンいるの？」って顔してるよ。お前、おかしいだろ。祭りを楽しめよ。なんでポップンとかドラムマニアやって得意げな顔してるんだよ。浴衣で二人も三人も並びやがって。頭おかしいだろ。早く替われ。ボケが。……え？　彼女もポップンやりだしたよ？　シャカリキにボタン押してるよ。全然ぼくよりうまい。まあ所詮祭りに来てまでポップンやるような女なんて、その時点でろくでもない女なんだろうと思ったら、見てくれも可愛いよ。うなじがすごい色っぽいのにポップンやってるよ。いい。このギャップがものすごく可愛いよ。そしてうまい。完敗だよ。僕を踏んでよ。そのコロンコロン鳴る可愛い下駄で。是非。
　レベル２７アドレッセンスを起点に、ポップンプレイ。ちなみに浴衣女子がやってたのはレベル３３くらい。浴衣女子は、かわいい袖をふりふりさせながら舞うようにプレイし余裕で３３。かたや僕は動きやすい服装で、目を血走らせてやってレベル２７。さっきは祭りに来たくせにゲーセンなんかやって馬鹿じゃねーのとか思ったけど、逆に言えば、ポップンなんか本気でやりに来てんじゃねーよ、所詮私は祭りの片手間よ。的な解釈もできるかもなのでうーむむ。顔も不細工だし馬鹿じゃない？　僕の脳内浴衣女子がさらに罵声を浴びせてくる。もっと。もっと。カモン。俺は不細工。
　しかし本当に浴衣女子は可愛かった。いい目の保養だった。浴衣女子ってゲーセンで見られるんだね。学んだよ。
　その後、ドンキとダイソーに言ってキッチン・バス用品を買う。ピンクのIH鍋に、クイックルワイパー的なもの、コップ、皿、スプーンフォーク、あとリラックマのバスマット買った。
　このリラックマがマジでいい。高かったけど、買う価値があった。殺風景な僕の部屋を彩る唯一の癒し。今まで生きてきて、部屋の雑貨とかにこだわる人の気持ちがわからなかった。間接照明とかつけるやつ馬鹿じゃねーのぐらい思ってた。でも違うのな。部屋を自分色に染めると、安心感が湧いてくるんよ。帰ってきて、はー疲れたってなったときに、オシャレな部屋が待ってたらそれだけで少し救われるんだよ。帰ってきたら、ゴミと引越しの段ボールとベッドしかない部屋なんてヤダべ？　刑務所じゃないんだからさ。
　部屋に戻る。疲れた。明日から仕事なんて鬱だ。でもリラックマがいる。ドラえもん座布団だって僕を迎えてくれる。白いFMVがなんかスタイリッシュに鎮座してるのもいい。隣の部屋のイケメンから紹介してもらったお香などをたきつつ、アロマキャンドルランプでボウッとムーディな空間を演出。キッチンでお湯を沸かすと黄色い可愛いヤカンと、ピンクのお鍋がカタカタ歌う。カレーや、サラダなんかを食べつつニコニコ動画の作業用音楽などを、聴こえるか聴こえないかギリギリの音量で流す。至高。至高の空間。これで誰かがこの部屋にいれば……ねえ、友達全然いないんすけど誰か遊び来てくんない？　札幌だけど。飛行機代すげえかかるけど。うまくやらないと東京からでも往復５万かかるけど。ねえ誰か。このままだと僕はドラえもん座布団に向かって独り言を吐くようになるよ。誰か来てよ。さびしいよ。
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