こんにちは、茶太郎です。今回は僕の下僕こと人間が、どのように僕の世話をしているか紹介する。
ちなみに僕のスペックは下記。
種類:ホーランドロップイヤー
性別:♂
年齢:5ヶ月弱
ホーランドロップなのに耳が立ち気味なのは仕様だ。
これが我がマイホーム。
トイレ、給水器、ペレット入れ、牧草BOX、休息マットの1Rだ。狭くて可哀想とか殺風景だとか一見さんは抜かすが、大きなお世話。僕たちウサギ族は自分の匂いがついた安心できる場所ならどこだってよい。
朝起きたら何をするか。歯磨き? 顔を洗う? 違う。お前ら(下僕)のことは後回し。まずは僕のトイレ砂を変えろ。夜のうちにボッコボコにウンコしてっから。尿石バリバリついてっから。
くっせえトイレ砂を捨てたら、トイレをティッシュで拭いて綺麗にしろ。2週間に一回は水洗いをすること。さぼったら足ダンするぞ。2回するぞ。
トイレを綺麗にしたらお次は牧草を足せ。牧草は1歳未満ならひとつかみでいい。
保存にも気を使え。乾燥剤を入れてしけらないようにしておけ。これサボるとすぐ分かるんだから。しけってんなってすぐ分かるんだから。しけってたらどうするって? 足ダンだよ。
ペレットは僕の主食だ。だいたい器の6割ぐらいのラインでもりっと盛る事。
さらにペレットの上からエンハンサーをかける。エンハンサーは僕にとってのオカズの様なもの。お前らだって朝飯に白飯だけ出てきたらイヤだろう? すき屋行って白飯だけ食べるヤツがいるか? オカズ付きの朝定食食べるでしょ? だからエンハンサー。ね。お願いね。
ティースプーン1杯ぐらいが目安。ほんと言うともっと欲しいけどほら、僕、健康に気を使ってるから。ピザばっかり食ってるアメリカのデブみたいになりたくないから。
最後に乳酸菌だ。
だいたいこのぐらいでいい。5本ぐらい。僕の完璧なブレックファーストは以上だ。
全部そろってようやく僕の一日が始まる。ちなみに毎日必ず同じ時刻にこれ、用意しないと僕怒るから。僕で言えば7時。平日だろうと休日だろうと7時だから。関係ないから。君たちの都合とか関係ないから。君たちの親が死のうと7時に食べるから。覚えておいて。
夜、陰気な顔をして君たちが仕事から帰ってくる。まずは料理でも〜って? 違う。君たちがやらなければならないのは朝と同じくトイレ掃除、ペレット、エンハンサー、乳酸菌のコンボだ。後回しにして料理とかやり出したら僕、許さないから。お前らの飯<僕の世話だから。ウサギを飼うってそういうことだから。
ついでに水も替えておいて。給水器は水で軽くゆすいで、水気をよく拭き取っておくように。僕、水びったびたの給水器とかヤダから。ウサギは水に弱いから。分かるでしょう? ねえ。
ケージの下のトレイのペットシーツも替えとくれよ。ウンコいっぱい落ちてるからさ。まあペットシーツじゃなくてウチの場合は新聞紙だけどね。僕、高貴なウサギなんでオシッコとかこぼさないからこれでいいんですわ。まあなかにはこぼしちゃうウサ公もいるみたいだけど、僕、そういうレベルじゃないんで。ペットシーツとか家計にもアレなんで。いいウサギでしょう? 僕。
21時。グルーミングの時間。イヤだけどこれは甘んじて受け入れなきゃならない。僕、毛繕いするときに毛飲み込むんで。ウサギって吐けないから胃腸で毛が詰まって毛球症ってのになるらしい。
だからしゃーなしで膝だっこ。まずは頭の頂点から体の毛並みに沿って。
仰向けだっこもさせてやる。腹や胸の毛もとらないといけないからね。
しかし屈辱。この体勢完璧に服従のポーズじゃないですか。野生だったら100%捕食される体勢じゃないですか。でも、させてやる。毛球症で死ぬのはイヤだ。しのごの言ってる場合じゃない。ここは我慢する。このグルーミングが長命の秘訣。敗北ではない戦略的撤退だ。念入りにやるがいい。
撮れ高良し。しかしこれが僕の胃袋にはいるところだったと思うとぞっとする。
グルーミングが終わったらへやんぽ。スペースをサークルで囲って準備しろ。コードとか、布とか、僕がかじりそうなものは全部とっぱらうのを忘れるな。かじるなって言われても無理な話。かじるのは僕の趣味みたいなもんだ。お前らがこうるさい音楽とかいうのを聴いて心を落ち着かせるのと等しい。No かじり No Life。
へやんぽ中はいちいち構ったりしなくていい。構って欲しかったら自分で行くから。こっちのタイミングなんで。あなたたちのタイミングじゃないんで。
さあ23時だ。寝る時間だ。では歯を磨いて、お休み。ああん? ダン! お前ら一番大事なこと忘れてる。
アクティブEだ。毛球症予防の薬。これを飲むと、飲み込んだ毛をとかしてくれるらしい。
就寝前に2粒。「毛球症は命に関わるから、生後4ヶ月過ぎたら必ずあげなきゃ駄目よ! 絶対よ!」とブリーダーさんが強調してた。ちなみにうちの下僕どもは時々アクティブEを忘れて寝る事がある。けしからん。
いかがだったろうか。こうして振り返ってみると、うちの下僕どもは時々手を抜くものの、なかなかやってくれてると思う。まあ僕らウサギ属は人間に媚びたりしないんで、いくら世話してくれるっつってもすぐには「大好き!」とはならないですがね。まあでもよくやってくれてるんで時々、
こうして撫でさせてやるようにしてます。はい。飼い主をしつけるのも大変ですな。まったく。
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お前らうさ飼いは。