珍しく終日副業をしていた&エンジニアの試験について

ソフトウェア開発にはパーキンソンの法則というものがある。「仕事の量は、完成までに与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものだ。平たくいうと20日で見積もった仕事は、もしかしたら頑張れば15日で終わったかもしれないが、なんだかんだ理由をつけて20日かかるように無意識のうちに仕事をサボったりする。

今回はそれの典型で、進捗的には全然余裕があったのに、月の中旬で夜勤があったり体調を崩したりで時間を取れなくなっているうちに納期が迫ってきていた。そんな状態にも関わらず、暇があれば何か別のことを詰め込んでしまう。詰め込んだ結果仕事があぶれてしまう。あぶれた分を休日に子供や妻に使うはずだった時間でもって取り戻す。非難轟々である。

まあ終わったから良い。と強気に言えればいいのだけれど、お客さんがいる仕事なのでそうも言っていられない。どれだけ勤怠が悪かろうが、結果さえ出してくれればいいのよ、とちまたの強強エンジニアは言うが、凡才のあなたと僕はコンスタントにやったほうが良いに決まっている。え? もしかして、あなた自分のこと天才だと思ってる? 飛んだ思い上がりだ! ねえ、お客さん。みてよお客さん。どうしますこいつお客さん。え? バグが? へえ。へえ。あいすみません。(へこへこ)

LinkedInのテストにハマっている。今日はGitを受けてみた。いや、本当に結構骨がある。実践的だった。日頃使ってないと合格できないと思う。

今の会社に入った時に、筆記試験とコーディング試験があったがあれは結構良いものだと思う。試験作るのって大変じゃない? と思う方もいらっしゃるが、なんのこたあない日頃業務でやっていることをテストに出せばいいわけだ。それをどのぐらい答えられるかで、この人が即戦力になるかどうか分かる。

例えばDBテーブルを新しく作るけど、外部キーってどう言うこと? とか。文字列があるから改行ごとにリストに入れよとか。SQLのselect文作ろうと思うけど、これめっちゃ時間かかるよどうして? とか。こんな簡単な質問でも、あるとないとでは大違い。口八丁給与泥棒ジョブホッパー系エンジニアはこの時点で入ってこれなくなる(偏見)。

別に全問正解じゃなくても良い。質問への回答っぷりで、この人と一緒に仕事をしたらどうなるかが想像できる。知識を問う問題ではないので、例えばexplode関数を知らなかろうが、どうでも良い。ありもしないbunkatu関数みたいなのを書いていても別にいいと思う。要はそう言うものがありそうだと言う勘所をもっていれば十分だと思う。現場ではどうせググるしね。と言うことで、試験はエンジニアをフィルターする方法として実に有効である。

全然関係ない話するけど、僕は先ほどLinkedInのPHPの試験を受けたが見事に落ちた。が、あれは完全に知識の問題も多く、ほんと実践的でなく、なんだよトレイトって、一回も使ったことないけど!? ほんとああ言う試験って意味ない。僕はこんなこと知らなくてもたくさんのコードやプロダクトを生み出してきたぞ! 実績で語るのでもう結構! ほんとこんな試験とか糞食らえだ! みたいな感じで怒り狂っていた。

ここで試験について1つ知見があるとすると、こう言う感じに人が用意した試験に対して、自分の知識と経験値がないことを棚上げしつつ、「意味がない」とか、「知識を問う問題やアハ体験とかどうでも良い」とかあけっぴろげに言っちゃう奴ほどやばい奴なので是非とも落とした方が良い人材だと思うわけです。LinkedInのPHP試験すら通らない底辺PHPerエンジニアからは以上です。