また買ってしまった。過去合計6匹の金魚を1年も経たずに死なせてしまった俺だが、性懲りもなくまた。ウサギの茶太郎だけで手一杯感があるというのにまたしても。
ともあれ。今回飼ったのはコメット2匹でござい。コメットは和金並みに丈夫らしいので金魚死神である俺にはうってつけの種類である。
閉店間際のホーマックで衝動買い。正直金魚専門店以外の金魚は飼育環境が悪く、体が弱いのだったり病気にかかってたりするんだけれども衝動を抑えきれなかった。今買わないともう会社行かないぐらいの「ここ!」というタイミングだった。後悔はしていない。
というわけで、今回は量販店で買った弱そうな金魚をいかに死なせずに世話をするかを記録していこうと思う。
店で白点病にかかってないか、尾腐れ病にかかってないかを見極める。更に目の曇りなさや、動きのキレを重視して冷静に2匹を選んだ。
帰ってきた当初は2匹ともこの世の終わりみたいな顔して元気がなかったが、導入時の金魚は大抵こんなもんである。音を立てて驚かせないように細心の注意を払いながら、水槽を立ち上げる。環境は以下の通り。
水槽環境:
30センチ水槽
水12リットル
水温18℃
粗塩60グラム(0.5%塩水)
テトラ オート ワンタッチフィルター AT-30(フィルターなし)
2週間は塩水欲でトリートメントを行う。塩水は痛むのが早いため水は毎日替える想定。毎日水換えのためフィルターはなし。水は2日前に汲み置きしておき、外掛け式フィルターでエアレーションを行っている。
袋に入れたまま20分ほど水合わせを行い、
その後袋を開けて水槽にIN。金魚は恐る恐る出て行った。塩アレルギーもなくどうやら大丈夫な様子。2匹いるうち、1匹はすぐに出て行ったがもう1匹はなかなか出て行かなかった。この辺でもう性格が表れていてとても可愛い。だいたい真っ先に出て行った方が意外に先に死ぬ。これは経験則。
景気の悪い話もそこそこに、金魚は2匹ともおっかなびっくり。底の方に2匹寄り添うようにして縮こまって動かない。不安なのだろう。こういうとき2匹で飼っておくと仲間がいると思って安心するらしい。金魚は複数飼いがオススメである。ただし30センチ水槽だと小型3匹ぐらいが限界なので注意。Webや書籍を見ると大体5リットルに1匹が限界らしい。今回は12リットルなので少し余裕がある。
3日目までエサはなし。慣れてない環境下でエサを与えるのはよろしくない。バクテリアもいないのでエサを上げた瞬間アンモニア濃度が上がって金魚が弱るので注意したい。
帰宅すると水温が16℃に下がっていた。やはり北海道の冬。日中ストーブつけないと水温もけっこう落ちる。金魚は相変わらず底で縮こまっている。「ただいま」とか「大丈夫だよー」とか言いながら近づくとビュンビュン逃げた。まだそっとしといたほうがいいみたい。
金魚を別の20センチ水槽に飼育水ごと移して、水槽の水換えを行う。水道水で内部をさっと流し、砂利を米をとぐようにして洗う。
昨夜汲み置きしていた水。汲み置きしておくと水温合わせの手間が省ける。これを洗った水槽に移す。
塩は56グラム。金魚を再投入するときに昨日の飼育水も入ってしまうと思い、ちょいと少なめにしておいた。これをお茶のティーバックにいれて水槽に投入する。
塩を入れ、外掛け式フィルターを起動し30分ほど待つ。塩がとけるのとエアレーションをかねた待ち。
その間待ち水槽にて縮こまるコメット2匹。かわいい。もう少し待っておくれ。
金魚の世話をしていたら茶太郎が「飯はまだか!!」とあらぶりだす。あっちでもこっちでも。生き物がいると大変である。
30分後、金魚を水槽に移し替える。やや警戒しているがちょっと馴れた模様。二匹で寄り添いながらすいすいと水槽をあっちこっち泳ぎ始めた。うん。良い傾向である。明日も水換えがんばります。
本日も無事生きてくれました。