feel good書籍レビュー

feel good 快適な努力で最高の成果を上げる方法 を読んだ。

物事をうまく進めるには自分をモチベートさせて、鼓舞して、忍耐して頑張るみたいなのが一般的な方法だけど、別の方法もあるんじゃない? みたいな本。

自分の気分を良くすることで自分を良い方向に持っていこうみたいな。

頑張って頑張って頑張った先にしか成功はないが、どうも疲れちゃうんだよね? みたいに感じている人にはぴったりな本。

明日から使えると思ったのは下記。

  • 思ったより休んだほうが生産性はあがる。60分に15分ぐらい
  • なにかやろうと思ったときに、「いつ」を入れて計画すると成功確率が上がる。実行意図ってやつ。この著者も「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」を読んだらしい。俺も読んだし、すでにやってる
  • なにかやろうとしたとき、綿密な計画を立てず、「なぜ」だけを明確にする。指揮官方針。綿密な計画を立てても意味はない。プロイセンは不確実性の高い近代戦は計画は無意味、目的のみ現場に伝え、こまかい戦術は現場判断に任せた。結果うまくいった
  • 自然の音を聞くだけで生産性は上がる。これも「最高の体調」あたりで語られていた話
  • 人間は死を意識すると、キャリアとか収入とかの外発的動機でなく、自分の内面から湧き出る内発的動機、家族とか生きがいとか、に着目しだす。外発的動機は長続きしない
  • 報酬などの外発的動機で動いていた人は、外発的動機がいざなくなるととたんにやる気をなくし、長続きしない
    • (感想) P2Eとか無理じゃん

結構知っている話ばかりで、わりと「ふーん」という感じだった。

逆に言うと今の自分はこのメソッドを無意識で取り入れている感じがした。週4で残業なしで働いており、散歩もしたり筋トレもしたり趣味でゲームを作ったり。かといって仕事をしていないかと言うと割と仕事もちゃんとしており充実している。家族との時間も意識的に取っている。

やはり今の時代、無理して頑張ろうみたいなのは長期的には全然ペイせず、自分の体力と気力を高い状態に維持しながら、人生謳歌すると良いな、という持論を強化する本だった。

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