本業で少々大きめのイベントが控えており本日も出社しております。勤務日選択という体なので後ほど平日のど真ん中にお休みもらえます。(たりめーだ)
システム開発と言うのはなんと言うかほんと華々しいところはごく一部で、大多数があらゆるログを穴があくほど見るとか、DBをどうスケールさせるかとか、テストを自動化するために腐心するとか、自動デプロイがうんぬんかんぬん、サーバーの設定をあれするとかそう言う非常に泥臭いことが90%ぐらいをしめる。流行りのフレームワークを使ってモダンな開発をしてます的な部分は全体のごく一部で、この業界に入ってから3年、なんと言うかこの泥臭い部分で仕事することが多いように感じる。全然悪くない。頭使ってる感じがすごく良い。
また、ただの大学の学問だったネットワークの知識やらDBの知識が実戦で活かされる瞬間。ベクトルと行列、微分などがディープラーニングを深く理解するためのキモだとか。そう言う瞬間に立ち会う度に、小学生の頃から進研ゼミでガリ勉してきた甲斐があったと言うものである。大人になってからプログラミング言語を覚えるのは容易いが、大人になってから微分を理解するのは相当に難しい。数Ⅲをやった者だけがたどり着きやすい領域に無条件で届いている感覚。悪くない。青春の犠牲と言う名の投資がここへ来てリターンとしてやってくる。ただし青春を謳歌しながら数Ⅲもおさめた輩。こいつらには容赦しない。
土曜の朝は「おさるのジョージ」が熱い。アメリカのアニメだ。「黄色いおじさん」と言う謎の富裕層のおじさんの飼っているおさるが、様々な課題を解決するストーリー。今日は黄色いおじさんのギターを壊してしまい、それをどうにかする回だった。演奏の時間まであと2時間。ジョージは友達の女の子と一緒にギターを自作することを決意し、試行錯誤でギターを作っていく。まずはギターのボディーを用意して、などと迫り来る課題を一つ一つ解決していく。お前や俺であれば? まず2時間でギターを作るのは無理だ。とかプロジェクトマネージャーはこんなになるまで何をやっていたのだ。とか文句を言うのであろう。しかしジョージは違う。課題を一つ一つ設定し、それを一つずつ片付けていく。ギターを壊してしまったことのナゼナゼだのはしない。言えることはただ一つ。Do it!!! だ。