2人目の出産はプロジェクトである

妻が正産期となり、いよいよ来月次女がこんにちはする。2人目なのでツーンって余裕ぶってたのだがウェイト。むしろ2人目の方がやばい。出産してる間、長女どうすんの? という話。さらに言えば陣痛のタイミングも重要で、僕が在宅である場合、長女が幼稚園に行っている場合、僕はいないが長女は在宅の場合、陣痛はゆっくり目か、いきなり破水したか、うさぎはどうするか。昨日妻と話してみて、あれ、これ思ったよりパターンあるんじゃない? と気づいた。

プロジェクト発足である。スプレッドシートを開き、日中の時間帯によりパターンを割り出す。そのパターンごとに、誰が、何を、いつするかというチェックリストをまとめた。義実家(札幌近郊)と調整が必要な項目は黄色く塗り、未解決事項として明日の義実家訪問に残しておく。各方面の連絡先をシートに記入しておき、俺、妻、義実家にプリントして配る。各パターンによりどの登場人物が何をするか、何を忘れてはいけないか。これはプロジェクトである。サーバー大移管作業で培ったマニュアル作り。本業が実生活に生きた瞬間である。

シートを作り終えた後。妻が満足そうにしているのを見て、「どや! これがわいのプロジェクトマネージメントや!」という顔をしたが特に気づいていらっしゃらなかった。俺は分かっている。このプロジェクトにおける嫁の工数と辛さは1人だけダントツであることを。いたわっておこう。他のことには一切気を揉ませずに、集中してもらえれば幸いである。2人目が生まれる予定の旦那衆。気をつけろ。2人目以降はプロジェクトになるぞ。ここでしくったら一生言われるぞ。