家を買った。のでお金を稼がねばならない。そのため、売り上げをアップさせるべく、副業においても目標管理をするようになった。いくつか僕のやり方を言語化しておく。
OKRを作成した
Googleが公表しているスプレッドシートを使ってOKRを作成した。
4半期ごとに目標を設定し、その目標に対して定量的に指標を立てた。この目標は2020年の1月から3月までの目標である。
僕らはSNSでモノを買うを読んだ&セミナーに参加してからというものの、SEOによる集客よりも、とにかく個人のブランド向上が大事だと意識し始めた。
指名検索を増やせば増やすほど売り上げが上がることがデータ的に出ているので、今年は指名検索を増やすことに注力しようと思っている。そのためTwitter運営に力を入れ始めたのだが、明確に数値目標があるだけで日々の力の入れ具合が違ってくる。
なお、1月は完全に腑抜けていたので売り上げがひどいことになっているが、ひどいことになっているというのが分かるということが重要だ。これが分からないとひどいまま1年が終わる。
1人スプリントを行い、週毎に1人スプリントレトロスペクティブを行うようにした
スプリントで週のタスクを管理するようにしている。ツールはKanbanflowを使っている。
Kanbanflowはポモドーロタイマーがあるため、自分がどのぐらいきちんと仕事をしているかが可視化できて良い。グラフ表示すると自分がどのぐらい頑張ったかが分かって良い。
だいたい週に10ポモドーロ仕事ができるので、この範囲内の仕事しか受けないようにしている。副業で無理をすると家庭が終わるので、この辺りは見積もりも厳密に行い、生活を崩さないように努めている。見積もりの仕方については下記の記事で書いた。
んで、スプリントをこなした後は、1人で孤独にスプリントレトロスペクティブをやっている。かっこよく書いたが要は振り返りだ。
漫然と振り返っても良いが、OKRで出した指標に対してどうだったかを振り返っている。例えばTwitterのフォロワーを1800にするというKR(Key Result)に対して数値としてどうなったかを記録している。売り上げに相関するお問い合わせ数も記載している。
また、改善点をあげて、必ず実践すると決めている。
本業でもスプリントを導入したが、スプリントの良いところは週ごとに小さく改善できる場があると言うことである。場があると人は何かしようと思える。週ごとに小さく改善していくと、1ヶ月後、3ヶ月後、1年後にはものすごく大きな改善になっている。また、小さな改善だと失敗してもそれほどダメージがないので、よりアグレッシブに改善事項をあげていける。あまり効果がない改善なら次のスプリントでやめればいいだけだ。
一般的なプロジェクトだと、半期に一回とか振り返りをするが、それでは遅いし、効果のない改善をやった場合それを反故にするのが難しくなる。(そして形骸化したルールがどんどんできる)
ただ、週に10ポモドーロ(250分)しかやらない副業の場合、改善点が「眠かったので良く寝る」とかだったりする。しかし、やらないよりは500倍マシである。振り返りの場がなければそのまま睡眠不足でぶっ倒れる可能性も0ではない。
目標管理をしてみてどうだったか
HIGH OUTPUT MANAGEMENTにも書いてあったが、目標に対して定量的な指標を出すのがいかに重要かが分かった。ブラウザのホーム画面としてOKRのスプレッドシートをおき、毎日これを見ることで今自分がどの位置にいるのかを常に意識できる。
目標に対して進んでいるのか、停滞しているのか、後どのぐらい足りないかみたいなのが分かっていないと、そもそも対策が打てない。良くあるのは漫然と高すぎる目標を掲げて、いつの間にか1年が終わるケースだ。あるいは目標を忘れるケース。
最近は目標を設定してようやく危機感が出たのか、良く仕事をしている。ポモドーロで生産性も計測しているため、それを落とさないために健康的な生活を送ろうと努めている。
目標に対する指標がなければ、物事は漫然と過ぎていく。絶対に達成しなければならないミッションがある場合、技術が云々とか、営業力が云々とかそう言うことを言う前に適切に指標を立てること。これが何より先決である。私はローンを支払わなければならない。なので必死である。そらやるさ。
皆さんも、是非ともOKRとスプリント運用をやって見ると良い。