081105

 今日は輪講(勉強会みたいなやつ)だったのだが、今日の担当だったB4(大学4年)の先輩が来ず、開始時間に、資料ができていません、すいません、そして今日病院行くので欠席します的なメールが皆に届いたので、輪講はお休みだった。
 欠席のしかたがあまりにアレで、留年しまくってる先輩なので割と心配だ。というのも後期の大学ってのは留年生にとって本当に修羅場だ。4月のはつらつとしたやる気は忘却の彼方に消え、やたら混雑する大学行きの電車に乗りながら、「もう学校行かなくてもいんじゃないかなー死にたいなー」と思い出すのがこの時期なのである(経験者)。
 ちなみに僕の研究室のB4はその先輩と僕だけである。4年生全員が、留年独特の闇を抱えている研究室って一体……
 そんなわけで、めんどくさい輪講がなくなったおかげで、午前中は実験三昧で、むしろ先輩GJって感じだった。つってもそんなときほど失敗するのが人生ってもんで、結局一枚のサンプルを作製するのに膨大な時間をとられ、帰ったのは10時半。疲れたわ。「先輩GJ」と思って小躍りした一瞬の心の隙があかんかった。いっそ水素ガス爆発して死なないかな僕ー。とメンヘラ気取り? また留年ですか?
 先輩の留年オーラにあてられて、再び再燃してきた怠惰なアレを必死に鎮めながら、小説の推敲。今日は原稿用紙にして7枚ぐらい進んだか。絶好調。小説は相変わらずつまらないが、多く書けることはいいことだ。しかし小説が絶好調っつーことは、ある意味怖いことで、つまり小説にのめり込めばのめりこむほど、現実逃避度数も上がってくる気が……というわけで、徐々に筆がノってきたところで、やめた。それにノリにノッたときにテンションにまかせて書くのは、一番危険ということが最近分かってきた。後で見返すと見れたもんじゃない。戦略的中断。こう言うとカッコいいけど残念ながら嘘。眠かった。タバコ吸って煙のにおいが消えぬうちに倒れるようにして寝た。