この記事で言ってたけど2匹の金魚買ったんよ。そんで↑のようにちょうどお客様先で修羅場を迎えているところで二匹のうちの一匹、「しとめ」が死亡。上司と営業さんの前で泣きながら仕事をした。冗談ではなくガチで泣いた。
金魚が死んだのが夏。今は札幌も冬真っ盛りの様相を呈してきて、ようやく心の傷が癒えてきた。ので金魚達と過ごした夏のことを書いていこうと思う。
東京のお客様先への出張前日。どうしても水草を入れたくて「アナカリス」という水草を入れた。水草がゆらゆらと揺れる様子とその隙間からちっこい「しとめ」と「こき太郎」が見え隠れするのがたまらなく可愛かった。
可愛い金魚達に癒され、意気揚々と東京出張に行ったわけ。しかし水草が合わなかったのか2匹の様子は急変し、「しとめ」が死亡との妻からの一報。すげえ元気だったのになんで……ショックでフラフラしながら仕事をしつつ休憩時間になったところで「こき太郎」も瀕死になったと妻からLINEが。「こき太郎」を塩水浴をさせるように妻に連絡し、こき太郎は一時的に回復した。水草は捨てた。
ほっとしたのも束の間、そのままお客様先での「チキチキ、地獄の結合試験」が始まり、徹夜でプログラミング。精神的に死にながらその足で東京から札幌へ帰宅。早足で家に帰ると「こき太郎」は塩水の中で元気に泳いでいる。ほっとした。
塩水浴とは何か。金魚の体内塩分濃度は0.6%。塩分濃度0%の飼育水だと金魚は自分の体から塩が抜けていかないように頑張る。頑張るため結果体力を使う。健康体の金魚ならこのぐらいの体力消耗など屁でもないのだが、弱った金魚だとこれが致命的になる。そのため飼育水の塩分濃度を0.5%ほどにあげることで、体力消耗を抑えて元気にしようというのが塩水浴の狙い。
実際この塩水浴で「こき太郎」は元気を取り戻した。1週間ほど塩水浴を続けたところで、そろそろ普通の飼育水に戻そうとした。あんまり長い間塩水につけているとアレルギーになって二度と淡水に戻れなくなるらしい。
というわけで毎日徐々に飼育水の塩分濃度を下げていった。ただ0.2%ぐらいに戻したところで再び「こき太郎」の体調が激変した。ポンプの水流にあらがえなくなってプカプカと浮かぶことが多くなった。また塩水濃度をあげることも考えたが、このまま塩漬けにしても埒があかない。なのでこのままの濃度で様子を見る事にした。
しかし「こき太郎」の体調は戻ることはなく、1日半ぐらい経ったところで動かなくなった。水槽の底で息も絶え絶え。そのまま気づいたらエラも動かなくなり亡くなった。飼って1ヶ月ぐらいのことだった。
妻と一緒に「しとめ」を埋めたところに「こき太郎」も埋める。「きっついなーきっついなー」と呟きながら泣いていたら、アパートの大家に見られる。非常に込み入った話に見えただろうと思う。
という顛末で、気軽な気持ちで祭でとってきた金魚達だったが、とても大きな何かを得られた。金魚でこれだから僕はネコとかたぶん飼えないと思う。
ただ最近また元気が出てきたので、実は先週末、新金魚を買ってきた。ということで金魚日記をぽつぽつ再開しようと思う。「しとめ」と「こき太郎」の死を乗り越えねばならぬ。
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人間に比べて、他の生き物のなんと短命なことか。
長く生きればその分、嬉しことや哀しい事なんかもいっぱいある。
見送る数も多くなる。
生き物を飼う事で、いろんなことを学べるよな。
大変さや面白さ、愛しさと切なさと心強さなんかも…。
PS.こき太郎はコキ過ぎてs…いや、何てない。
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そうでしたか。
読み終わってから漫画を見直すとなんかしみじみと来るね。下手なぶん虚飾がないというか(失礼)
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とおりすがりのこきすけ
こきたろうは、エロい意味じゃなくてすげえ水槽のなかで調子こいてたからこきたろうになったんだよね。調子こきたろうです。
K平くん
昔松田聖子が飼ってる犬が死んだからコンサート中止とかしてて何をバカなと思ってたんだけど気持ちわかた