両親教室に行ってきた

 金土日と風邪で倒れてた。お久しぶり。
 さて、そんな倒れる寸前の金曜日は両親教室に行ってた。
 両親教室とは、出産前の夫婦が赤ちゃんが生まれた後の色々なお世話を体験できるという両親参加型の教室。オムツの替え方、服の着せ方、ベビーバスの入れ方、離乳食の作り方なんかを学んできたよ。
 まずはじめ。10組くらいの夫婦で一グループになり保健士さんからのありがたいお言葉を聞く。なぜか夫限定で自己紹介と赤ちゃんが生まれたらホゲホゲみたいなグループワークみたいなのをやらされる。ここへきて会社の研修みたいで嫌になるが、無難なことをすっと言って乗り切る。ここでどもる奴は普段の仕事ぶりが出てると思う。
 講義が終わると体験教室が始まる。擬似赤ちゃん人形をベビーバスで洗う方法などを実際に行ってみる。ベビーバスは重要なコミュニケーションの一環なのでなるべく人形に話しかけながらやるようにと保健士さんから指導を受けるがそこは普段茶太郎に話しかけまくっている俺。人形に向かって「わーい、気持ちいいね」とか「お湯かけるよー。あっついあっついだよー」などと赤ちゃん言葉で話しかけまくりクリアー。赤ん坊もウサギみたいなもんである。ここまでは楽勝。しかし盲点。赤ん坊めっちゃ重い。3キロを頭を支えながら湯船に浸し、もう片方の手で洗うの超疲れる。終わったら腰がおかしくなっていた。普段ジムでダンベルやバーベルを上げまくってるくせに3キロの赤ん坊で腰がやられる。一体何を鍛えているのか。これを鑑みるに介護職はマジでもっと高給であってもいいと思う。
 無事洗い終えた後、赤ん坊の服の着せ方もマスターし終了。なんか終了の合図とかなくて、みんな勝手に帰ってた。せっかく自己紹介したのに周りとの交流、ナッシング。まああれだよな。普段の研修もそうだけど、現代人は基本コミュニケーション取りたがらない。スキルだけ身につけて帰っていく。そのくせ我が子には社交的になれと教えるわけである。茶番劇。まあ楽しかったからよかった。その後39度の熱が出て死ぬ。