銭湯に月に数回行ければもう人生的には上がっているのかもしれない

昨日は日記をサボりましたが、何か? 寝落ちしてもうた。娘の寝かしつけ時に一緒に寝てしまうのはもうどうあがいても事故。せんなきこと。

朝起きたら妻からこの画像がLINEで送られてきていた。

ああ、そういえば一緒にグルーミングしようって約束してたわ。

寝落ちはせんなきこと。しかし約束は守らないといけねーよ。すみません妻様。茶太郎様(うさぎ)

(しかしこの画像はなかなか可愛い)

で、昨日の話。昨日は勤務日選択制でお休みでした。午前中は妻と娘が子育てサロンのみんなで動物園に行くってんで円山動物園まで車で送っていった。送った帰り。昔よく行っていたスーパー銭湯が見えた。ので、つい寄ってしまった。

露天風呂でぼーっと外気浴をかましてたら、鳩が一羽やってきた。鳩のやつ、露天風呂の端っこにあるお湯でお湯浴びしてる。体ぷっくーって膨らせて気持ち良さそうに入浴してる。なんだこいつ可愛いなあなどとにやけながら見てたら、横のおじいさんが話しかけてきた。「気持ち良さそうやねえ」「そうっすねえ」「可愛いな」「ほんと」などと他愛もない会話。この時、「あ、もう何もいらねえ」と思った。幸せであった。

帰りに腹が減ったので虎徹でラーメン食ってきた。もう完全に美味しくて、風呂で体が完全にリラックスしてるわ、ラーメンはうまいわで最高だった。なんだかんだあるけど、月2ぐらいでスーパー銭湯に行けて、ラーメンが食べられるだけでこうも幸せなのである。幸不幸は心の持ちようだわよねと。

金曜ドラマ「凪のお暇」の感想を妻から聞いた。ドラマの中で、ボロアパートに住んでいるおばあちゃんがいる。いつも自販機のお釣りを探ったり、パン屋さんからパンの耳をもらっていたりと、みすぼらしいおばあちゃん。ひょんなことから主人公がそのおばあちゃんちに遊びに行ったらびっくり。でっかいプロジェクターで優雅に映画を見ているの。映画が趣味だと嬉しそうに話すおばあちゃん。パン屋さんからもらったパンの耳で美味しいお菓子を作って、「ポイントは美味しいパン屋さんで耳をもらうことね」と嬉しそうに話す。外面ではみすぼらしくて人生の落伍者的な感じだけど、実は豊かな生活を送っていた的な話。

これ、くるよね。まさにこの境地が必要かと。僕はやれ家が欲しい、好きな仕事がしたい、長時間残業は嫌だと散々人生に文句を言ってきたが、本当は銭湯に行って湯に浸かる鳩を見るだけで十分なのではないかと。そう思ったお休みであった。