札幌市役所のカレーが進化した

お盆ですけれども出社しています。嫁は実家(車で30分)に帰省しているため、お弁当がございません。したらどうするか。決まっていますね。

久しぶりに来た気がする。朝からちょっとワクワクしてて12時ジャストで会社を走って出た。お盆時期の札幌市役所食堂はいつもより気持ち空いていた。普段通りチケットを買い、お味噌汁を出すのが下手くそなおばさんのレーンに並んでいると。

なんかあった。シェフ特製があった。スパイスと辛味ソースだ。辛味ソースのラベルには「カレーホット」と買いてある。ホット。英語で辛いはhotと言うがそれを日本語の名詞につけると途端に間抜けになる。藤井隆的な。体の一部がHOT! HOT! みたいな。しかし感動した。札幌市役所の食堂ですらこうして攻める。現状に甘んじない。カレーだけに。

で、藤井隆をかけて食べてみた。うん。辛いをHOTと表現した欧米人は正しい。ただただ暑い。汗がすごい。味自体は辛いんだか甘いんだか分かりゃしない。ただ、暑い。確かにこれはカレーホットと名を冠するにふさわしい。辛いんじゃないんだよね。暑いんだよね。と判断したシェフ(おばちゃん)のなんと詩的なことよ。

毎日日記を書いているが、日記は25分で書くという鉄の制約があるため、ほとんど推敲もせずに出している。時々表現が間違っている時もある。なので今の日記の文章は俺の本気ではない。本気の僕の文章はもっとすごい。みたいなことを思う瞬間が1ヶ月に1度ほどある。これは本当にバカの思考である。もう少し時間があれば、やる気があればいいものができる。本気を出せばいいものが。これは全て幻想である。俺の実力はこの日記以上には出ない。

俺の嫌いな言葉ベストテンに、「やればできる子」というフレーズある。やればできる子というのは永久にやらずにしょうもなく死んでいく子である。無様に死ぬ。死ぬ寸前まで本気を出せばやれたんだけどな。と思うバカものである。なに? 小久保さん、お子さんがいるのに厳しくないっすか? と。いやね、いいのよ子供は。大人になってもやればできると思っているお前たちに言っている。さぞお盆を謳歌し、惰眠を貪り、ソシャゲをずっとやって時間をだらだら食っているお前たちに言っている。お前たちの人生はやるまでもなくずっと冴えない人生のままだ。やればできる、これは悪魔のフレーズである。なぜこんなにお前たちに敵対心むき出しなのかと言うと、お盆休みがないからだ。あ、お盆の昼休みが終わっちゃう。日記かけなくなっちゃう。惜しいなあ。あと20分あればもっと面白い日記を見せれたのになあ。やればできたのになあ。(バーカ)