夜の昼休み

絶賛夜勤中である。時刻は午前2:40。通常勤務であれば昼休みの時間なのでレストスペースで昼休みを取っている。深夜2:40に昼休み。いつもテラテラと太陽光に反射して光って見える大通りの街並みが軒並みダークネスで、わお、とっても摩天楼。64マリオカートのバトルゲームステージ4的な。カートでわっとこう外に飛び出したいね。(死)

作業はだいたい終わった。あとはユルフワな確認作業だけだ。誰でもできる。正直ここ2週間これのせいで生きた心地がしなかった。

勤務前は熱が38.5℃とか舐めた感じであったが、出勤したら何となく回復した。本当であれば、熱をおして出社するなど言語道断、何のための会社かとお叱りを受けるところであるが、なんとなく誇らしかった。

と言うのも、前々職では熱が6度9分ぐらいであればもう大騒ぎして休んでいた。体調悪いかもしれん、いや体調これから悪くなるかも知れんから休みます的な。

クズである。まあ本当に仕事が嫌だったのもあるが、社会人としてそれはどうなのよと言う話。それがまあ高熱が出ても何かしら対策を施し出社する感じ。これは俺が社会人になる前に思い描いていた責任感である。

ダメである。誰かに引き継ぐべきである。ただ今回においては誰かに引き継ぐ手間より体調不良をおして出社した方が楽だったのである。これがちょろっとした作業であれば俺もサーセン休みまーすって言ってた。でも誰にも引き継げない作業だった。すわ、ここで属人化嫌い嫌いマンが、ちゃんと誰かに振れるようにしとかないと会社として成り立ってないでしょう、と言い始めるが、うるさい。全部が全部誰でもやれる作業だったら逆に僕の意味は? と言う話でしょう。祝日の夜勤の代わりを探す、そして手順を事細かに伝える。お前はコンビニのマネージャになって欠員を埋めるために必死にみんなに電話した経験はおありか? すげえめんどくさいのよ。熱の苦しみよりめんどくさいのよ。

で、おして出社した。けど今は軽口を叩けるぐらい元気である。

翌日。これが僕のWeb上に残した最後の文章になるとも知らずに。

うるせえ。寝るわ。今午前3時の昼休み中だから。昼休み中は俺はレストスペースで昼寝するって決めてるから。夜勤だろうが何だろうがルーティン崩さないから。このまま寝過ごして朝になったら笑っちゃうね。責任感、ないから僕。