家を購入しようとしてずっとブチギレている

タイトルの通り。家を購入しようとしている。もう住宅ローンの審査も通り、残すは借用書? だかに署名してババンと振り込まれるのを待つばかりになっている。12月あたりからずっと動いているのだけれど、なんやかややることが多い。そしてずっと営業さんにブチギレている。

もともと激烈に高い物件だったのだが、半年以上売れ残り、そんなに下げていいの? ってぐらい値下がりした物件だった。立地もいいし、日当たりもよし、ご近所もまとも、人も死んでない。ただし家が若干ダサい。これだけでこうも売れ残るものかと思ったが、理由は営業の手腕だった。

営業さん。まず、話をしていてもこれから何をすべきかというのが全く見えてこない。思いっきり話が脱線して話が長くなった挙句、結局何をすべきかわからなかったりする。あと売主と営業で会社が違うらしく、何かと「売主さんが最終的には決定することなんで」という物言いをする。あなた方の営業形態と僕が家を買うこととどういう因果関係が?

電話越しで細かい申請書の書き方をレクチャーしてくる。そんなに面倒なら初めから申請書に付箋でも貼っとけ。そして話が脱線する。めでたく、話が終わるとそのまま切ろうとする。認識ずれを防ぐためにやることを僕が最後にサマライズする。なぜ僕がサマライズするのか。何日に何をやってここまでにこれをやって。それを、俺が。もしかして、俺(顧客)とあなた(営業)、入れ替わってるぅ〜〜〜!?

小難しいことが書いてある申請書は当然のように白紙で注釈もなく、僕はマニュアルを見ながらそれに記載をする。こういうのって普通のアレであれば付箋なりが貼ってあってここにどうたらこうたらみたいなの書いてあるじゃん。ないの。白紙。間違えたら鬼電がかかって来て「こうじゃなかったんだよな」的な物言いで修正指示が飛ぶ。なんやこれは。そんなに面倒なら初めから付箋でも(ry

審査のための職歴書を書く。僕の場合転職が多いので、あくまでキャリアアップのための転職であるというストーリーを書く必要がある。で、書いた。「大企業にいることにリスクを感じ…」的なことを理路整然と。見せた。営業さん言った。「ほほう、大変結構な作文で」。言い方。

ていう感じで表面上はできるだけにこやかに接していたのだが、内心ブチギレばかりしていた。でも気づいた。この営業さんのおかげでこの好立地物件がここまで売れ残ったのである。つまりこの物件を買うことができたのはこの営業さんのおかげである。

そして。安い物件を買うということはつまりはそういうことだ。僕は吉野家に来て、「牛肉がまずいじゃないか!!!」と言っているモンスター顧客に過ぎないのである。

単なる愚痴日記の最後に一つだけ良いアドバイスをすると、いまいちな営業がオープンハウスをやっていたらそこにずっと張り付いてると良い。必ず値下げになる。人は普通の感覚でいると家そのものではなく営業さんの人柄を買う。そこに騙されず、イマイチな営業さんに出会った時こそチャンスと思って家を買ってほしい。家はいいんだけど営業さんがなー。。。みたいな時。それがチャンス。しかし。イマイチな営業さんを使っているハウスメーカーはそれなりのハウスメーカーだというだ。家も実はやばい可能性すらある。それでトラブルが起こったとしても僕は関知しない。なぜならこの日記が無料だからだ。もしお前がこれで俺に文句を言って来たとしたら、お前は金も払ってないのに吉野家で牛丼を勝手に食べて「まずいじゃないか!」と喚き散らす奴と同じ。やべー奴じゃん。お前ヤベー奴。